>> メダロットライズ にもどる

RSSフィード 【めだしら!】合同番外スレッド【変革の赤!】
   

日時: 2014/03/16 22:35
名前: 雪の城とその他大勢

>>[942] メダ知らない俺が妹だったら歓喜する世界に飛び込んだようだ。

>>[943] スリープオンライン・変革の赤

の内容を含んだ番外編スレッド!!

書き込み自由。
続く場合は続いている事をタイトルかどこかに明記して
連投もしくはレスをリンクでつなげてね!!


ちなみに両方の雪の城の許可がいるとか狭い事は言わないから自由に投稿してね!!
ネタが被っても笑って投稿してね!ニコニコ動画じゃないけどニコニコできるスレッドにしてね!!!
雪の城へのネタ投稿という名のリクエスト(もしくはこのキャラ教えろや!設定教えろや!)も可能な限り受け付けているよ!!

ちなみに人物設定は>>1 >>9
   世界観設定は>>2 だよ!



まじめな世界観設定(ネタバレあり)
SOサーバーについて>>19



スリープオンライン 宿命の銀 2 ( No.16 )
   
日時: 2013/08/22 01:11
名前: 雪の城

《直接礼を言いたいから、案内してくれ》


ギベオンから流れた声のまま、セレッソはギベオンと共に島の奥へと進む。
明らかに他とは違う西洋建築の四階建ての四角い建物に入る。
だがそこには沢山の人で既に溢れ返っている。
セレッソを助け牢に入れた老人もそこに居た。


「ここは」
「この島の長、紅玉様の屋敷です。一階までは自由に出入りできますので彼らは避難してきたのでしょう」
「ふぅん」


ギベオンの案内に従いエレベーターに乗り込めば、エレベーターはゆっくりと動き上に上がる。
三階のランプがつけばエレベーターは止まり、ドアが開いた。事務所的な内装が広がり前を歩くギベオンの後ろを続いて歩けば、廊下の突き当たり、ドアの前でスミロドナットと会う。
ギベオンが頭を下げればスミロドナットはそれを返すことなく、セレッソを見て言う。


「この人が?」
「はい。精霊を使用できる剣士のセレッソさんです」
「まさか、このメダロットがメダロッターとか言わないよな」
「違いますよ。僕はトゥルケーゼ。紅玉の部下です。しかし驚いたな。こんな綺麗な女性だったなんて、きっと紅玉も驚く」
「そりゃどうも。で?紅玉って奴は?どこ?」


トゥルケーゼと名乗ったスミロドナットはにこにことしているのに、キベオンは不快を露にする。
恐らく様をつけてほしいのだろうが嫌な話だ。
トゥルケーゼは背中を向ければドアを叩いた。


「紅玉、来てくれたよ」
「ああ解った」


ギベオンから聞こえた声がして、それから立ち上がる音が聞こえた。トゥルケーゼがドアを押し開ければ、近くにゴールドフィンを従えた青年が居た。


島の長と聞いていたセレッソは自分とあまり年も変わらなさそうな青年だとは思っていず驚き、部屋の入り口に立ち止まる。


驚く青年の顔を見てさらに驚き、さっき自分の容姿を褒めたトゥルケーゼを思わず睨み付けてしまった。
だがトゥルケーゼは気付かず背中を向けたままだ。
再び青年を見たときは彼は顔をそらしてから誤魔化すように笑った。


「すまない、予想外だったから」
「こちらこそ。こんなとこでこんなにレベル高い美青年に会えると思ってなかったよ」
「ならお互い様だな」
「おれなんてクラスに二人ぐらい居るレベルじゃんか。あんたなんてなかなかお目にかかれる、あ、いや」
「いや?」
「父の写真で見たことがあったかもしれない」


父と母の学生時代の写真で父の隣に並んでいた青年が、目の前に立つ青年のように美しくかっこよかった気がする。
だが素直に言えば目の前に居た美青年は笑って答える。


「なら、俺はきっとお前のお父さんの友人なんだろうな」
「写真は父の学生時代のもので父はもう40過ぎだぞ。あり得ない」
「そうか。なら残念だ」


どこか揶揄される返答に言わなければよかったと公開する。
美青年は赤色の瞳を和らげ、言う。


「俺は紅玉と呼ばれている。そんなつもりはないがこの島の長とも呼ばれているな。隣に居るのは俺のサポートをしてくれているゴールドフィンのヘリオドール。お前をここまで案内したのは島の警備を担当しているギベオン・メテオライト」
「おれはセレッソ」


名乗れば紅玉は笑みを強くした。


「良い名前だな」
「あんたこそ。紅玉ってたしかルビーだよな」
「俺はそう呼ばれているだけだが」
「っていうことは他に名前があるのか」
「昔はな。今はもう呼ぶ人は居ないが」


あんたおれと年変わらないだろ。と突っ込みかけたが飲み込む。
ギベオンの視線が鋭いからだ。
紅玉の表情が真顔に変わる。


「ところでセレッソ。メダロット大陸に渡って何をするつもりだったんだ」
「特になにも。ゼロの世界が崩壊寸前にまでなったから、脱出しにきただけだよ」
「救援を求めに来たのではないのか」
「誰に?昔は歌術士ミライやその従者の彼変。精霊使いの柊とか居たりしたらしいから、メダロット大陸に渡って彼らに頼めばなんとかなったかもしんないけど。今中の人みんなおっさんでしょ。そもそもやってるかどうかも不明だし、ミライだか彼変だか死んだとか聞いたし、明らかに無理だろ。
そもそもおれ、別にあの世界に思いれとかあったわけじゃないし」


そこまで言えば紅玉は何も言わずに微笑んだ。だがその笑みは考えを受け入れる穏やかなものとは違い、その選択をしたセレッソを呆れているようなそんな曖昧な苦いもののように思えた。
どこか底知れぬ嫌な感覚がする。


「ならばセレッソ。この村に住んで俺に協力してくれないか?俺はこの世界を良くしたいと考えている」
「……」


こんな島に住んでなに言ってるんだ。こいつ
普段なら簡単に飛び出してくる言葉が言葉にならなかった。
紅玉の赤色の瞳が輝く。
ギベオンが言う。


「紅玉様は大半の野良メダロットを従え、アクション、メダロットの世界の王とも契約を結びスリープオンラインの世界に安寧をもたらそうと考えていらっしゃる方だ。彼の言うことに間違いはない」


なんか嘘くせぇ。
だいたいこういうのはセオリーとして敵になるパターンだ。ギベオンの信頼がそれを助長させる。
だけど紅玉の事を信頼してみたいと心が騒ぎ、体が疼く。
ただ素直に応じるのはなんか許せない


「おれに何をしてほしいんだよ」
「ギベオンとパートナーを組んでほしい」


隣にいるギベオンを見れば彼のモノアイの光がなくなった。


「やはり、私の力不足ですか」
「あぁ。光の暴走を起こし、見えない状況であの威力のレーザーを放たれればいつか無用なゲームオーバーを出す」
「解っています!けど!」
「なんだ。解ってんだ」


ギベオンの言葉に思わず素直な感想が溢れる。紅玉が深い、深すぎるため息をついた。


「だがギベオンは止められない。彼はいざとなると周りを見る余裕を無くし力押しにしてしまう癖がある」
「それがあのレーザーね。で、おれが近くにいれば闇の精霊の力でギベオンに周りを物理的に見せれて危険を減らすことができるっと」
「そうだ。頼めるか」


「やなこった」


紅玉が顔をしかめ、ギベオンが落ち込むのと同時にセレッソは笑った。


「おれ、戦いたいもん」
「お前非戦闘要員じゃないのか」
「なんで?」


持っている刀を相手に向ける


「おれ剣士って言わなかった?」
「……そういえば言っていたな、あまりにもインパクトが強くて忘れていた」


なんのインパクトだよ。


「悪いけど紅玉。おれ戦いたいから、ギベオンのサポート役は嫌だぜ。逆なら考えてやるけど」
「私もサポート役はできません」
「そうだな。確かにギベオン、お前も戦闘狂だ」


紅玉は額を押さえて深いため息をついた。
そんな姿も様になる美青年とはすごいものだ。自分の知り合いでは絶対にこうはならない


「紅玉。あんたなら、探せば闇の精霊使いぐらい簡単に捕まるんじゃね?」
「だとしても、お前がいい」


軽い気持ちで軽く発した言葉に、紅玉はさらりと迷うことなく即答した。
それにセレッソは、いやギベオンもヘリオドールもが驚き、同時に紅玉を見る。だが機に止めず紅玉は考え続けややあってヘリオドールを見ると言った。


「お前にも任せていいかヘリオドール」
「私、ですか」
「ああ、お前は落ち着いた判断ができる上に、サポートタイプだ。ギベオンが傷付いた時も回復ができる。あとお前が完璧なフォローをすれば、セレッソも通常の戦闘に集中できるはずだ。光のレーザーの時を除けばの話だが」
「光のレーザーばかりは闇の精霊でないと無理だしな。そもそもギベオンが光のコントロールができればいんじゃねぇの」
「今練習中なんだ」
「ギベオンの形のメダロットはみんなそうなわけじゃねぇんだろ。なんだってこいつ」


言葉を途中で止めた。ギベオンを見ていた視線を目の前に変えれば、自分を鋭く睨み付ける紅玉がいた。
必要以上に整った容姿のせいか、彼から発するオーラ的なものがあるのか、ただ睨み付けるだけでこんなに鋭く冷たいものは感じたことがなく、身体が震える。


「彼は彼だけの存在だ。あまり責めないでやってくれ」
「あ、あぁ」
「君はギベオンとヘリオドールと共にこの島の治安にあたり、ギベオンが光のレーザーを出すときだけギベオンに闇の精霊の力をわけてくれ。後はギベオンと共に治安の為の戦闘に集中してくれて構わない」
「大義名分を手に入れて戦闘が出来るってわけか」
「あぁそうだ。ただ、無理とやり過ぎだけはしないでくれ。あとなるべくヘリオドールの指示に従ってほしい」


ヘリオドールを見れば彼女は小さく頭を下げた。


「よろしくおねがいします」
「あぁ」


セレッソは紅玉を見る。


「あんたの命令もきけって言わないのか」
「あくまでもセレッソの立場は協力者だ。ヘリオドールの指示に従ってほしいのはやり過ぎや無茶による危険を防ぐ他にならない。
セレッソは俺の部下ではないし、俺が命令せずとも困っている人が居れば率先して助けるだろう」


紅玉の発言に驚く。
出会ったばかりでそんなに信用される理由が解らない。
だが紅玉はさらに自信が籠った笑みを見せて言う。


「そういう人間のはずだ」




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もう察してるだろうけど、本編後の話。
何年経過してるかとか、ん?って思ったりとか、あれ?とか思ったりとかしてくれたらとりあえず幸せです。
ちなみにセレッソは美人さんだけど、いろいろ考えるよりも行動したほうが大好きなキャラ。間違いなくバカ。もれなくバカ。

ギベオンも落ち着いていて頭良さそうに見えるけど、結構なアレ。

あけましておめでとう ( No.17 )
   
日時: 2014/01/01 04:33
名前: 雪の城

李皇とターコイズがパートナー、琴平とヨシノがパートナー、岬は10月ぐらいに帰国してきたような設定で



岬の従弟は料理がとてもうまい。家にも執事が2人常に居る状況なのに、岬が知っている誰よりも器用に素早く丁寧に料理をこなしていく。
家にきたばかりの頃、岬はこの家に住み込みで働く執事の高塚がいるにも関わらず、朝早くから起きて朝食を作っている従弟を見て言葉をなくしたのを今でも覚えている。
しかもその朝食は朝食なのに一汁三菜でありすごく美味しく、アメリカ帰りの岬は「日本はすごい」と思ったのだ。


「ねえ、琴平?」


岬は目の前のソファに座り課題に頭を抱えている従弟の親友を呼んだ。彼は特徴的な飛び出した毛を揺らしてから岬を見た。だがすぐに隣にいるロンガンのパーツをつけたメダロットがテレビをを見ているのを見るのを確認してから、岬へ視線を戻した。


「答えをいうのはなしだぞ。嬉しいけど、ヨシノが怒る」
「言わないよ。僕だって李皇に怒られる。そうじゃなくて、李皇ってなんでも作れるんだね。初めて見るものばかりだからあれだけど、難しそうなものまで作ってる」


その言葉に琴平はダイニングテーブルに並べられている完成された料理を見て頷いた。


「俺の母と祖母が色々料理を仕込んだから」
「へえ・・・」
「あ、僕それ知ってるよ!」


岬の隣にいたターコイズが挙手をする。岬と琴平がそれを見ると彼のモノアイは笑みに変わり、手をあげたままの姿勢でやや高い大きな明るい声でいう。


「はなよ」
「メダル緊急射出」


スマートフォンをいじる音と低い声が同時にすると、ターコイズの背中のハッチが開き、彼が抗議を叫ぶ時間もなくメダルは床へと転がる結果となった。岬と琴平はそれを見届けた後にメダル緊急射出した鬼畜な彼のマスター=岬の従弟=琴平の親友、李皇を見る。
綺麗に整った容姿に不釣合いな淡い色をしたエプロンを着た李皇は彼らに対し冷め切った視線を向ける。
言わなくても解る。これは確実にキレている。
お前ら人間でよかったな。メダロットだったからその口無条件で黙らす方法とっていると思え
そう言われている気がする。いや、言っている。目で言っている。
冷め切った視線を向けたまま李皇はエプロンにスマートフォンを突っ込むと背中を向けて料理を再開させた。
くすくすと小さな笑い声が前から聞こえた。そこを見れば琴平の隣にくっついて座るロンガンが体を震わしている。


「課題終わらせないと、あんたら飯ないんじゃないの?」


さっきまでテレビに映る総司を見てキラキラと目を輝かせていたメダロットの皮肉に、岬は固まる。慣れているのか琴平は何も言わず溜息を付けば隣にいるロンガンを気にすることなく勉強を再開させた。
いや、気にしていないわけではない。むしろそのロンガンを見る目はどこか優しい。岬が黙って勉強を見ていたときとは違い、今の方がわずかだがやる気も感じ取れた。


「そんなに見られても困るんだけど?」


揶揄がこもった口調でロンガンに声をかけられ、岬は咄嗟に視線をそらす。だが、それもおかしいと気づき、再び彼にあわせて首を横に振った。


「ごめん。特になんもないんだ。えっと、君は」
「あれ?名乗ってなかった?悪い。おれはヨシノ」
「僕は」
「鯖江岬だろ。李皇の従弟の。おれは知ってた」


名乗ろうとしたがそれよりも早くにロンガン――ヨシノは答えた。笑みが篭った優しい口調で言われる。ロンガンの見た目とは微妙にあわないが、どこか可愛らしいその声に思わず岬は笑みが溢れる。


「おい」


だがそれはすぐに引っ込んだ。目の前で勉強に励んでいたはずの琴平と視線があう。岬は思わず体を後ろに引いた。今は視線はそらされ、普通に勉強をしているがさっきまで確実にこちらを威嚇し睨みつけていた。理由はきっと隣にいるヨシノだ。今も変わらずべったりとくっついていて、明るい口調で話している。


李皇とターコイズも仲が良いがここまでじゃない。いや、違う、ターコイズはべったりなのだが李皇がそれを制しているのだ。じゃれてくる犬をあしらう飼い主の如く。
まあそれが普通だと思う。ターコイズは男型で李皇も間違いなく男だ。べったりするのは明らかにおかしい。でもこの前の二人はべったりとしている。岬の記憶がおかしくなければロンガンは男型だ。さっき話したヨシノの声も少し高いが、おれと自分のことを言っていた。男なんだろう。


「ねえ、琴平」
「・・・なんだ」


わずかの間の後に、琴平は顔をあげて答えた。琴平の隣にいるヨシノは琴平がさっきまでやっていた課題を手に取る。それを琴平は一回見てから何かいうわけでもなく再び岬へ視線を向けた。
なんだこの安心感は!もしかして。ほんとうに


「あのさ、琴平」
「だからなんだよ」
「あの。君ってさ、ほも」


自分の顔面に菜箸が飛んできた。反射的にそれをよければ顔のすぐ横を通り遠く離れた壁へとあたり跳ね返り落ちた。その軌道を見ていた岬は投げた相手を見るために振り向いて再び驚いた。
すぐ近くにいた従弟は両手にクッションを持ち、にっこりと微笑む。


「そういえば岬、年越しから寝てないよな」
「え、え?」
「おやすみ」


従弟なのに「めちゃくちゃいい声」で言われて、背中にぞくりとした寒気が走る。
「めちゃくちゃいい声」を出した従弟は両手に持ったクッションを持ち上げ、目を細めてアイドルである父親も負けるだろう爽やかな笑顔を見せる。


「あず」


彼の親友が止めるよりも早く、体操で県の代表にも選ばれた経験がある実は腕の筋肉むっきむきな従弟はものすごい速さで岬の顔をクッションで挟んで叩いてから、下へと下げて傾いた体へ膝蹴りをあてる。バランスを崩した岬へ追い打ちをかけるように腹蹴りをし倒した。
李皇はクッションを琴平へと投げればそれを琴平は一つを両手で一つは顔面で受け止めた。


李皇は倒れた岬を踏みつけ、振り向けば琴平を見ていう。


「今更で悪いな。琴平」
「な、なんですか」


不気味なぐらい「めちゃくちゃいい声」と「さわやか笑顔」を浮かべるイケメンの親友に琴平の顔が引きつった。


「今年も、よろしく」
「いたい、いたいたいたい」

逆らうとこうなるぞ。とばかりに床に伏せる岬を踏みつける李皇に、琴平は迷わず頷いた。

めだしらのボツ案 ( No.18 )
   
日時: 2014/02/03 00:14
名前: 雪の城

コトヒラは目を覚ました。寝たまま辺りを見回せばそこは実家の自室だった。上半身だけ起こせばベッドに布団もかけずに横になった状態でいて、窓から外を見れば雪を被った桜の大木が見えた。
ベッドから降り窓から縁側に出て、素足のまま庭へ向かう。桜の幹へ手を触れる。

ヨシノはずっとここにいたんだ。

ふと感じれば両手で桜に触れそのまま体をつける。
大木はそれぐらいじゃ揺るぐことはせず、ただ、風に吹かれて枝が揺れる音がした。

ヨシノはずっとここにいて、ここで俺たちを見ていてくれた。

少し前まで妹だと疑うこともしなかった。けれど、桜に触れればここにいたのだと、確信できてしまった。ただ揺れ続ける桜にもう意思はないのだとは思えない。けれど、ヨシノはいないのだとも思える。
目が熱くなる。
どうしているのだろう。ヨシノはどうしているのだろう。
桜の木に触れたまま足が膝から崩れ、地面に座り込む。目から涙がとめどなく溢れた。

「琴平」

後ろから声が聞こえた。ずいぶんやつれていて老けた声だったけれど、驚きと期待に溢れていた。涙でぐちゃぐちゃになった顔のまま振り向けば随分と老けた母親の顔がそこにあった。コトヒラはそれをただ見ただけで、桜から離れようとはしなかった。

「琴平。無事だったのね。よかった」

母親の言葉にコトヒラは表情を変えなかった。桜の木が揺れる。

「そうだわ。琴平。学校にも休学取り下げしないとね。せっかく頑張って入った学校だもの、いつまでも休校してるわけにはいかないわね」

母親の気丈な声も耳には入らない。いつ帰っても大丈夫なようにコトヒラは勉強だけは自主的にしていた。メダロットの勉強をしながら、アサガオ先生の所に入り浸って勉強をしてもいた。でも、いまのコトヒラは学校に戻る気なんか少しもしなかった。
元々この世界に居たときから戻る気なんかしてなかった。
妹を殺した相手を見つけるまで、妹を殺した奴に報復するまで、戻るつもりなんかなかった。
これが俺の自由だと思っていた。

「ああ、そうだ。母さん」
「なに。琴平」
「よしのの事件は進んだ?」

母親の表情が明らかに歪む。我慢していたのだろうか、涙が溢れた。でもそれを拭うことなく、母は頷いた。

「捕まったわよ。裁判中なの。今」
「そうなんだ」

場所がわかっただけでも儲けものだろうか。でも司法の場所で狙うのは難しいのだとも理解できている。何か作戦があればいいのだろうか。この時ヨシノならばどうするのだろうか。
「一生懸命勉強してまともな人生を歩むんだ。コトヒラ。あんたならできる」
ヨシノの言葉がふと脳内に蘇った。また目から涙が溢れる。

「どうしたの琴平!どこか痛いの?そ、そうよ。まずはお医者に行きましょう。おじいちゃんがいい病院を知ってるの。そこに行きましょう琴平!」

母親はすぐにコトヒラの側まで来て腕を掴んだ。掴んでから驚き目を見開いたがその原因について何か言うことはなかった。引っ張るもコトヒラは桜から離れようとは思わなかった。

「琴平。病院に行きましょう」
「行く必要はないよ。大丈夫」
「大丈夫なはずないでしょう!」

何を根拠に?俺がそうとう狂って見えたのか?それとも何か危ない感じに見えたのか?妹がそうだといったのか?おかしいだろう。おかしくなんかない。だってここは俺のいた世界だ。なにも外れていやしない。間違ってない。

絶対に離れなかったコトヒラに母は困惑し、どこかに電話をかけ始めた。それを見るのをやめ、コトヒラは桜の木を見上げた。
今年の桜は咲くのだろうか。
ヨシノがいない桜は咲いてくれるのだろうか。
幹に頭を付ける。
何も身につけていなかった素足に寒さを感じることはなく、木から伝わる優しい暖かさだけを全身に感じた。



しばらくたって、背中に何かがかぶさってきた。驚き振り向けば綺麗な男性の顔がそこにあった。ひどく慌てていたのだろうか、いつもは整ってる髪が崩れていて、表情も少し疲れていた。

「櫻井。ようやく気付いたか」
「梓」

ここ数年母親の声より多く聞いていたその声は確かに顔と同じぐらい綺麗だった。でも、2ヶ月間常に側にあったヨシノの声のほうが、ずっと心の中にあった妹の声のほうが綺麗だった。

「なんだその不服そうな顔は。悪かったな。俺で」
「本当にな
どうせ同じ綺麗なら残った二人のどちらかが聞きたかった」

心のまま素直に伝えれば、梓の表情が歪んだ。ため息が出るがコトヒラの側から離れようとはしなかった。隣に移れば桜の木をみあげ、地面に座った。
背中を木につければ、息をついて言う。

「どうした。櫻井。お前、そんなに素直に色々いうやつだったか?」
「関係ないだろ」
「そうやって親友をおざなりにするやつでもなかった。むしろ、そういう俺を宥めるのがいつもお前だっただろ」

隣にいる梓を睨みつける。けれど梓は真剣な表情でコトヒラの瞳を見ていた。

「櫻井。いや、コトヒラ。何を考えていた?」

答えられない。言えば巻き込むのはわかってる。あの時のヨシノもそんな気持ちだったのだろうか。言えば自分が姫であることで俺を巻き込むのだと分かっていたから、何も言ってくれなかったのだろうか。本当はまだ黙っていたかったのだろうか。
梓はコトヒラの両肩を掴めば、顔を近づけ、責めるような強い口調で言う。

「コトヒラ。お前が何をするかによっては、俺はお前を殴る。今まで他人を殴ったことはどうしようもない馬鹿一人を除けばないから加減が解らない。でも、殴る。再起不能なまでに叩きのめしてみせる」

返事をしていないのに梓の腕が振り上がる。固く握り締めた拳がまっすぐにコトヒラの顔面に向かうが、コトヒラはそれを避けた。本当に加減をしていなかったのだろう。梓はバランスを崩して木に倒れ込んだ。それでも梓はすぐに次の行動に移し、殴りかかってくる。その腕を掴み、梓を見ればいつも冷静で落ち着いていたはずの親友の瞳にははっきりとした焦りが見えた。

「梓」
「コトヒラ。お前がいつまでたっても学校に来ないせいで、俺はもう疲れきってるんだ」
「え?」

梓は掴まれていない腕の方でコトヒラの腕を掴んだ。いつもは澄ましていて、自分の顔立ちをよく理解している見せる為の顔をしている親友の表情が、さっきまでの焦りを強く出しているのにコトヒラは気付くと、掴んでいた腕を即座に離した。けれどすぐにその腕も梓は掴んでしまった。

「コトヒラ。俺はお前が思っている以上にお前の存在が必要だ」
「梓、お前、なにが」
「けど、今のお前に何を言っても、何を頼んでも、前のお前みたいにしてくれないのだろう!」

親友の瞳から涙がこぼれ落ちた。
寒い。
唐突に感じた。何も身につけていない足がすごく寒い。凍ってしまいそうなほどに寒い。寒さに身震いをすれば、親友はしくしくと泣きながら、持ってきてくれた毛布を俺の肩にかけてくれた。

「梓」
「琴平。頼む。学校に戻ってきてくれ。けど、お前の状態が万全になってからでいい。戻ってこないっていう二度と会えないっていう選択だけはしないでくれ」

戻ってこない。二度と会えない。
それは、俺が罪を犯した時だろうか。
梓ははっきり言わない。けれど、それはそういうことだろうか。
ヨシノは言った。
「一生懸命勉強してまともな人生を歩むんだ」
学校の桜の木だった。ヨシノらしい本当に立派で健全的な言葉だ。
梓は琴平の背中に腕を回す。
互いに腕だけは自然と鍛えていたからその腕の力のまま抱きしめられれば苦しいし、いくら美人といえども相手は男だ。しかもすじと骨がメインで出来上がってるといってもおかしくない相手だ。固くて居心地の良い物じゃない。
けれど、この世界に戻ってきたのだと強く実感した。
梓に不釣合いな不細工な泣き声が耳に届く。

「お前の事が全て終わったら、その時は、俺を助けてくれ」

中学時代、塾にも通わず独学で有名私立の進学校に受かった自分はまさに劣等生だった。入学してすぐに授業に追いつけないし、友達もできない。何かに優れているわけでなければ、両親が著名人なえわけでもない。
そんな自分に手を伸ばしてくれたのが、今俺を抱きしめて泣いている梓だった。
昔から梓李皇という男は、眉目秀麗、文武両道、迦陵頻伽、蓋世之才など、どんな言葉を並べてもその言葉以上の優れた事柄を発揮する奇才――鬼才だった。勉強の鬼だったコトヒラは知らなかったが両親は著名人で、クラスの全員が「梓李皇」という人間のことを入学する前から知っていた。当然すぐにクラスの――学園中の人気者になり、常に誰かと一緒にいるところしか見ていなかった。
その梓が取り巻き達を引き連れて、必死に皆に遅れまいと勉強しているコトヒラの側に来て文字通り手を差し伸べてくれたのだ。
それまでは全員が全員コトヒラのことを「劣等生の凡人」と呼んで存在すら無視していた環境であったのに。
梓李皇だけが手を差し伸べて、ごく自然に微笑み
「そこの範囲、俺も勉強しようと思ってた。一緒にしよう」
と言ってくれたのだ。
間違いなくあの言葉でコトヒラは救われた。
あの時のことを梓に聞いても、本当にあの分野が意味わからなかったんだと拗ねたように言うが、それが本当だとは思えない(梓はスラスラと解いていて、丁寧に解説までしてくれた)でもその優しさも有難かった。
コトヒラが梓を救うなんてありえないと思っていた。俺が居なくても梓は梓でやっていけるのだとも思っていた。性格の悪さはあるけれど、その分優しさだってある。周りに合わせて生きていくことも梓はとても得意だ。だから、俺なんか居なくても普通に回っていくのだと思っていた。

けれどコトヒラの体に回された梓の細い腕はしっかりと力が入り、苦しいほど抱きしめてくる。

ふとヨシノの言葉が蘇る。

「人間はいつだって人間のことしか考えてない。いや、自分の事しかだ。そのくせ寿命は短いのにそれを大事にしようとも思ってない。
いつも体裁だけ気にして思ったことも言えずに、だらだら生きていく人間が大嫌いだ!」

違うよ。ヨシノ。こんなに優しくて、必死に生きてるプライドまみれの男だっている。5年間も一緒だったのに、涙も本気の疲れも焦りも見せなかった男が自分より不出来の男にしがみついて泣いている現実がここにある。
お前に梓李皇を見せてやりたい。
妹はもう戻ってこない。俺たちの妹はもう、戻ってこない。
けど、今生きている人間だって、すごく良い奴はいるんだ。
妹はきっとそれがわかってた。
だから梓に恋をした。

でも、お前はもう自分の使命に向かって歩き出したんだ。もう戻ってくることは、ないんだろう。

お別れだ、ヨシノ。俺も、お前にあえてよかった。



梓から離れて立ち上がりこれからのことに向き合おうと決めた。その時、素足に感じた土の感覚であることを思い出した。
桜の木が揺れる。
ヨシノは二脚にこだわっていた。
けれど、あの時、ヨシノが装着したパーツは浮遊タイプだった。
しかもあれだけ毛嫌いしていた可愛らしい女型のメダロットだった。単純に俺に気遣って、姫と気付かれない為の作戦としてはおかしい。苦肉の策だって水色の天使型だった。

地面についた足がひどく冷たい。
震えれば梓が落ちた毛布を再び拾い上げて、コトヒラへと差し出してくれた。けれどそれを受け取る余裕はない。
さらに思い出してしまった。
ヨシノは戦えば強いのにロボトルを、いや、戦闘行為自体を嫌っていた。
ヨシノはあんなにもツバキに自分のことを認めてほしがってた
ヨシノはいつも俺のことを気にかけてくれた。

立ち上がった足が震え、また膝をつきそうになる。とっさに梓が腕を差し出したが首を振ることで下げさせて、必死で立った。

なんで忘れていた。
どうして忘れていた。

ヨシノと過ごした2ヶ月間。落ち着いた日々が多かったけれど、けして無駄な時なんかなかった。全てがヨシノからの合図だったんだ。

ヨシノの小さな手を思い出す。あれは一ノ瀬さんからメダロッチをもらった時だった。あの時ヨシノを認めることに関して渋った一ノ瀬さんの判断は正しかった。

「ごめん。梓。助けなくちゃいけない相手がいる」
「え?」
「テロリストなんだ。でも、ひねくれてて可愛くなくてでも小さくて可愛くてとても素直な優しい女の子なんだ」

梓は返事をしない。

「俺は、その子を助けなくちゃいけない」
「それはお前がテロに加担するということなのか?」
「違う。止めに行くんだ」
「馬鹿が。危険だぞ」
「梓。お前も犯罪を犯そうとする奴を止めたじゃないか」

あっさりと白状に近い言葉を言えば、梓は言葉を止めた。表情から考えは読めない。

「それと一緒だと、言いたいのか?」
「ああ。そうだ。あと、梓。俺もお前が手を染めそうになった時は全力で阻止する」
「俺と同等っていうことか」
「それ以上だ」

梓の目が見開く。自分以上の存在なんていないと思っていたのだろうか。それとも親友以上の枠組みがどういうものなのか気付いたのだろうか。
あえて口に出す。

「惚れた女を救えないような奴じゃ、親友を助けることだってできやしないさ」

梓は息を吐けば苦笑のあとに頷いた。

「その通りだな。きっとお前はその女を助けるまで、腑抜けてて使い物になるどころか進級すらできなさそうだ。いいな、琴平。帰ってきたら補修課題が山積みなんだぞ。留年はなんとか働きかけてやるけど、課題は大量に出るものだと思っておけ」
「わかった。ありがとう」
「あと、戻ってきたら、俺のこと。名前で呼べよ。お前になら悪くない」

小さく笑う。
桜の木が小さく揺れる。李皇は俺に背を向けてから毛布を手に取れば、室内へと向かっていった。代わりに母親が出てくる。
母親に背を向けて、両手で桜の木に触れた。
小さな鼓動を感じる。
やっぱり。この桜の木は生きている。生きていた。
そう感じた時、ふと頭の中に声が響いた。

《感謝している。感謝している》
「感謝?」
《感謝している。感謝している》

なんだろうか。なんのことだろうか。ヨシノのあの言葉と何か共通点があるのだろうか。
コトヒラは耳を木につけた。母親が近くにいるため、小さな声で尋ねる。

「なんのことだ?」
《ヨシノ。よしの》

泣いている声に近い気がする。
どっちのヨシノを呼んでいるのか解らない。けれど、両方だと思いたい。桜の木もヨシノに会いたいのだろうか。

そういえば、この桜の木にヨシノがいて、その桜の木から俺はあの世界に行ったのだった。なら、この桜の木ならば、あの世界に行けるのではないだろうか。

「琴平。何をしているの?」

母親がすぐ近くまで近づいてくるのを首を振って制した。

「必ず帰るから。今はこれ以上近づかないでくれ」

何があるか解らない。もし巻き込んであの世界に行ったら戦争中に間違いないのだ。母を巻き込むわけにはいかない。
だけどそんなこと理解できないのだろう。母が騒げば父と梓が飛んできた。
二人を見てから桜に呼びかける。

「あの世界への再び行かせてくれ!ヨシノを必ず連れ戻す。約束する。染井吉野。俺をあの世界へ!」
《ありがとう》

懐かしい声が聞こえたのとほぼ同時に、体が軽くなる感覚がした。振り向き両親と親友を見る。窓から祖父の顔も見れた。

「必ず帰ってくる。それまで、父さん、母さんをお願い」

最後まで言えたかどうかは解らない。それでも、きっと父はしてくれる。父がダメでも祖父がしてくれる。みんなのことはよしのが見守っててくれる。
あの最後の声は、間違いなく妹の声だった。

《ありがとう。お兄ちゃんなら、できるよ》



ーーーーーーーーー
今なら乗せても許されるかなとおもった
没理由:まだ続き結構あるのにすでにクライマックスモードだったから

真面目な紹介 SOサーバー ( No.19 )
   
日時: 2014/03/16 22:33
名前: 雪の城


SOサーバーの紹介とそれぞれの違い。

SO・M・・・スリープオンライン・メダロットの略称
      東の大きな大陸が主な活動拠点
      メダロットを使用したロボトルがメイン。
      プレイヤー自身のレベルシステムがなかったり
      メダロット以外のNPCとの契約ができなかったりするけれど
      プレイヤーの武器の所有は許可されている。
      


SO・A・・・試験運転中のスリープオンライン・アクションの略称。
      西南の位置にある大陸が主な活動拠点。
      Mの世界とは違いプレイヤー自身が強化されアクションバトルが可能。
      メダロットの所有権を得ない代わりに
      プレイヤー自身がレベルシステムになっており、使用した技や戦闘経験にあわせて
      レベルがあがり新しい技を覚えたりスキルを得たりする。
      魔法なども同じ要領で覚えられ、技名を言うだけで発動可能。(発動準備時間はかかる)
      

SO・0・・・スリープオンライン・ゼロの略称
       北西の列島が主な活動拠点ではあるが、衰退している。
       スリープオンラインの原点であるが
       プレイヤーに対するサポートが薄い為衰退している。
       メダロットの所有権はあるが、Mの大陸に入らなければ得られず、また
       渡されるのはメダロッチアプリとメダル、ティンペットだけな為
       パーツは自分で入手しなければならない。
       基本はAと同じでプレイヤー自身が戦うシステムになっている
       だが、レベルシステムになっていないため技や術などは自力で覚えなくてはいけない
       魔法を使う為にはその魔法の系統の精霊と契約をするか
       (火の魔法を使うには火の魔法、水の魔法を使う為には水の魔法という感じ)
       古文書を自力で読み解いて炎や水の仕組みを理解し、自力で術の構成をしなくてはいけない
       


SO・MとSO・A・・・・昔から仲が悪い。非常に悪い。
            原因はゲームバランスの悪さによる初心者狩りがある為
            一時期仲は取り持ったようだが、メダロットの王が失踪したことにより
            再び関係は悪化。
            失踪した原因がアクションの英雄にあるとか広まり
            互いに滅ぼそうと躍起になっている
            詳しいことはまた本編で

SO・0と他の世界・・・関係は普通。というより、0が希少価値すぎて相手にされていない
            だが0のプレイヤーが他大陸に渡っている場合、そのプレイヤーは
            全員間違いなく恐ろしい強さを持っている為、ベテランプレイヤーは
            警戒を怠ることはしない。






Re: 【めだしら!】合同番外スレッド【変革の赤!】 ( No.20 )
   
日時: 2014/03/16 22:59
名前: 雪の城


SO・M

メダロット・・・Mサーバーに契約すると必ずもらえる無機の精霊。
        精霊だが周りの人にしっかりと見え
        メインにしたメダロットのメダル破壊がプレイヤーのゲームオーバーに繋がる為
        一般的には精霊の括りには入っていない
        
        Mサーバーで登録するパーツとメダル、ティンペットがもらえるが、何がもらえるかは運任せ。
        50%はKBTかKWGになり、その50%の内訳でも半分はメタビーとロクショウ。
        33%は凡庸がきくメダロットになっているが、残りの17%はランダム
        
        メダロットはほかの精霊とは違い最大で3体まで所有することができる。
        
        Mのプレイヤーはメダロット一体をメインメダロットとして登録することを義務付けられており
        メインメダロットのメダルが破壊されたらプレイヤーは無傷でもゲームオーバーとなる
        メインメダロット以外のメダロットはサブメダロットと呼ばれ
        サブメダロットのメダルが壊されてもプレイヤーに対するリスクはなにもない

        メダロットとの絆が深まればメダフォースと呼ばれる必殺技を放つことが可能になる。
        
        

Re: 【めだしら!】合同番外スレッド【変革の赤!】 ( No.21 )
   
日時: 2014/03/16 22:42
名前: 雪の城

SO・Aについて

Re: 【めだしら!】合同番外スレッド【変革の赤!】 ( No.22 )
   
日時: 2014/03/16 22:42
名前: 雪の城

SO・0について

Re: 【めだしら!】合同番外スレッド【変革の赤!】 ( No.23 )
   
日時: 2014/03/16 22:43
名前: 雪の城

ゲーム内の職業について

Re: 【めだしら!】合同番外スレッド【変革の赤!】 ( No.24 )
   
日時: 2014/03/16 22:43
名前: 雪の城

その他


精霊・・・・プレイヤーが戦う為に契約し従えているNPCの総称
      厳密にいうとメダロットもそれに入るが、
      一般的には精霊には当てはめられてはいない。
      一般的に言う精霊は0のプレイヤーが術や技を使う為に契約をしている
      契約者以外には見えないNPCのこと。
      
      精霊には様々な属性があり、主には11種類ある
      (聖・魔・光・闇・火・水・地・風・雷・氷・無機)
      聖は小回復や能力の保護・回復
      魔は体内の魔力増強、体術や身体能力向上
      闇は暗闇の空間を作り出したり能力混乱
      光は光に溢れた空間を作り出し視力を奪ったり
      火・水・地・風・雷・氷はそれぞれの効果の魔法
      無機はメダロット
      
      無機以外の精霊と契約をするためには
      精霊が実体化できるそれぞれの属性の村へ向かって勧誘をしなくていはけない
      成功率は半々であるが、精霊によって当たり外れがあるのでなんともいえない
      精霊の村にはその村を統べる優秀な一族が居てその一族の者のことを神と呼んでいる
      神は基本契約することはないが、神自身が気に居ればごくまれに契約することがある

      余談だが、無機の神はしばらく連絡が取れていないという情報がある。

      主な契約者
      無機の精霊(=メダロット) メダロッター
      無機の神、癒の神、聖の精霊、魔の精霊、光の精霊、水の精霊、氷の精霊 ミライ
      魔の精霊、闇の精霊、火の精霊、地の精霊、風の精霊 彼変
      聖の神、魔の神、光の神、闇の神、火の神、水の神、地の神、風の神、雷の神、氷の神 柊

ババンバーン ( No.25 )
   
日時: 2018/11/25 21:00
名前: 雪の城

「ババンバーン!ババンバーン!ばばーんとバトルがしたいよぉ!!」

ターコイズが狭い部屋で寝転がり手足をじたばたさせながら叫んだ。非常にうるさいその状況に舌打ちをしそうになるが堪え無視する。何かした対応をするとこのメダロットはすごく喜ぶのは経験済みだ。

「ロボトルしーたーーいよぉーー」

あいにくおれはロボトルをしたい気分じゃない。何より今はバイト中だ。抜け出してロボトルなんてする度胸はない。ミライに延々と嫌味を言われるのが目に見えている。

「あ、今通りかかったパートナーの居なさそうなドクタースタディとか、絶対に勝てるよ」
「え」

なるほど、構わないと他所に迷惑をかけるパターンの奴か。
レジから出てドクタースタディに絡むターコイズの頭部をはたく。ぐえというターコイズの声と共にジャケットのポケットにしまってあるスマホから頭部損傷を伝えるアナウンスが流れる。
ドクタースタディが李皇をまっすぐに見上げてくる。

「しつけがなってなくてすみません」
「いや、正直助けてくれるとは思ってなかった」
「え?」
「絡まれるのは別に初めてじゃない。俺の事を知らないやつは大体絡んでくるんだ。でも、そうか」

ドクタースタディは店の看板を見た。

「ここの人なら、そういうことはしないかもな」
「彼変さんは確かにそういう事を許しそうには見えませんね」
「そうだな。でも彼変よりミライの方がきっと怖いだろうから、気を付けておいた方がいい」

ドクタースタディがそこで一回咳ばらいをした。

「悪い。知ったような事を言った」
「いえ」
「俺の仮契約をしている主人がミライと仲が良いんだ。彼によろしく伝えておいてくれ」
「解った」

了承を伝えるとドクタースタディはリオに殴られて凹んでいるターコイズを一瞥した後、公園の方へと去っていった。

「リオがまた変なネットワークを築こうとしてる」
「全く」

むくれたターコイズの頭をなでてから店へと戻る。すぐに機嫌を直したらしい明るい声で自分を呼び止める声が聞こえるがあえて無視する。ターコイズに構っていたら本当になにも進まないから仕方がない。


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