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RSSフィード リレー小説 メダロットRise
   

日時: 2012/10/29 01:08
名前: 凍零

※お知らせ
・今まで使っていた「リレー小説 メダロット ライズ」は都合上、凍結することになりました。
 これからはこちらで話を進めていきたいと思います。
 ご迷惑をおかけしますが、今後ともよろしくお願い致します。
・メンバーに雪の城さんを追加しました。



リレー小説をやるにあたって
■順番(略敬称)
1:凍零
2:ゼブラー
(3:鎌兎)
(4:土竜)
5:カヲトリス
6:地
7:雪の城


一周したらまた最初に戻ります。
()がついている間、その人の順番は抜かしてください。

■この小説について
今まで「リレー小説 メダロット ライズ」で投稿していた話を再構成し、設定等も一部変更しています。
なので、上記の小説とは全くの別物と思ってくださって構いません。

■注意事項
・次の方が投稿するのは、前の方が投稿し終えて3日経ってから。3日経ってからの1週間以内が基本的の原則です
※修正期間中は10日間ルールは無しで、書いた人の次に書く人も、同じ日に投稿してくださって構いません。
ただし、一日一周のみです。

細かい事等に関しては「リレー小説 メダロット ライズ」を参考にしてください。



Re: リレー小説 メダロットRise ( No.94 )
   
日時: 2013/07/21 16:44
名前: 雪の城

「葉菜!!!」


明るい声が聞こえた。その声の方向を向けばヒロキ、マサキが走ってこちらへと向かっていた。その後ろからやや落ち込んだ表情の宗夜とそれを気遣うフェイト、あと見たことのない浮遊型の愛らしい姿のメダロットの後ろに何十体ものメダロットがいた。
フェイトまでは解るがヨシノが居ないのに(もしかしたら何十体のメダロットに埋まっているかもしれないが)いきなり数が増えたその一行に葉菜は一瞬思考が止まるも、すぐにヒロキへと駆け寄り早口で言う。


「ネリスって奴にやられた!あとコトヒラが裏切った!」
「コトヒラが?」


ヒロキが答えるより先に謎の可愛いメダロットが答える。だが誰も突っ込むことなく、全員の視線がそのメダロットに向かう。ヒロキが言う。


「どーいうことだよ」
「ヘタレじゃねぇのはわかったけどよ」
「・・・コトヒラは私の仲間です。裏切るはずがありません」


少しの間の後にそのメダロットが答える。
葉菜は首を横に振りそのメダロットへ掴みかかろうとするが、それより早くそのメダロットは後ろへと下がりそれを回避した。葉菜へ敵意を飛ばすメダロットを手だけで収め、言う。


「コトヒラは?」
「河内と志和と、シモツキも」


フェイトが続けて言えば葉菜は後ろを振り返りビックブリッジを見た。
大量のメダロットがいるそこを見てから視線を下げた。
あんな大量のメダロットがいるところから無事に逃げられるとは思えない。しかもコトヒラの裏切りだ。ヒーローはいた。でも、ヒーローはビックブリッジへは向かわなかった。助からないかもしれない。
首を横に振る。


だが暗い表情は葉菜だけで、船から来た組の表情は少しも陰ることはなく、謎のメダロットは他のメダロット達へと向く。


「お願いしてもいいですか?」
「姫の望みとあれば」
「ありがとうございます。あと、頭頂部に一本変な方向に出ている毛の黒髪の高校生ぐらいの男の人が居たら、ウタヒメが待っていると伝えてくれませんか?」
「かしこまりました。こちらへの配員は何体残しましょうか」
「フェイトが居ますし、私も戦えます。それに、あの賑やかな二人も頼りになるのですよ。あちらは大勢居ますからこちらは気にせず、全員であたってください」
「かしこまりました」


メダロット達は深く頭を下げれば一斉に橋へと向かった。葉菜はその様子を茫然と見ていたがメダロット達が移動すれば、眉間に皺を寄せ、謎のメダロットを睨みつけた。


「あんた誰だよ」
「ヨシノだよ」


謎のメダロットが答えるより先に宗夜が答える。先に言われた謎のメダロットことぶりっ子全開フルスロットル状態だったヨシノは舌打ちする。可愛い姿に舌打ちはなんていうアンバランスなんだとか考えるより先に、葉菜は首を横に振った。


「嘘だろ!」
「ほんとだよ」


今度はヨシノが答えた。さっきまでの高い少女的な声ではなく、いつものぶっきらぼうな少年の声で。だが、姿がアレだ。ロンガンで返事をすれば「ああ、ヨシノ」ってなるが、ピンク色の少女のような姿をした姫様で浮遊メダロットだ。
まさに誰?状態。
だが、ほかのメンバーは疑うことなく、葉菜へいう。


「おっさん達無視してコトヒラの心配しかしてねぇんだから、ヨシノだろ」
「おれは別にコトヒラの心配なんかしてない」
「それよりもこの現状は一体なんだ」


宗夜があたりを見回す。血を流して倒れている人にそれを救助する人。茶髪の人の良さそうな青年が帽子を目深く被った青年と何かを話しながら、指示を出している。葉菜は眉間に皺を寄せた。


「私を追ってネリスがきたんだ。それで、ほかの人たちが銃撃されて。たまたまバスの乗客に医者が居たからその人の指示で動ける人が応急処置にあたってる」
「なら、俺達も手伝わねぇと。医者さん指示くれ」


宗夜が向かえばフェイトもそこへ行こうとするが、宗夜はそれをとめてビックブリッジの内部を指差した。


「あそこから敵が流れてくるかもしれない。だから」
「ああ、わかったぜ。任せとけ」
「じゃあ、オレ達も見張りすっかな」
「あの医者も助けてる奴も数人イケメンで駆逐したくなるし」
「今医者かなり重要な局面なんだから駆逐すんなよ!」


マサキが言った言葉にヒロキが同意すれば、救護活動に戻った葉菜が勢いよく突っ込む。
ヨシノはそれを小さく息をついてから眺めれば、船へと残してきたメダロット達に救助者をライズ国に戻すように要請するため元の道へと戻った。


数十分後、止血処理やビックブリッジの内部から3人の人影とメダロットが見えた。
はっきりと姿が見れた男三人はそれぞれ怪我を負っているが、あの状況から逃げ出せただけでも奇跡というものだ。だが、裏切り者のコトヒラが志和に支えられているのが理解できない。
ヒロキとマサキ、ヨシノが四人に近づき、無事に戻ってきた彼らを迎える。


「おっさん達無事でよかったぜ」
「で、裏切り者らしいコトヒラはなんで、志和に背負われてんの?」
「あんたは馬鹿か?」


小声でヨシノが言えば、河内は苦々しく笑った。


「まさか、ヨシノとか言わないよな?」
「あれ、おっさん解るの?」
「大方はコトヒラから聞いてっからな」


志和がそれに答え、すぐ隣にいるコトヒラに視線を送る。それにコトヒラは頷くも、葉菜の姿を見てからバスの惨劇を見て表情を歪める。


「やっぱり俺は役には立たない」
「ツメが甘いんだ。だからこうなる」


それにヨシノが追い討ちをかければ、何もいえなくなったコトヒラは視線を下に下げたまま深い傷を負った足を見てため息をつく。


「すみません。葉菜さん」
「意味がわからない」


それに葉菜は即答すれば、志和は体を震わせて笑うも彼もどこか痛むのかすぐに止まった。


「お前を逃がそうとしたんだろ。気づいてやれよ」
「は?逆効果じゃん!」


葉菜のトドメにヒロキは腹を抱えた。マサキは口元を覆い俯く。成人男性二人はさらに小さくなったコトヒラへ肩を叩いて励まし、笑った。


「まぁ、そういうこともあるって」
「そういうこと」
「それで話をまとめようとするなよ」


帽子を深く被った男性が何かを言おうとするが、それよりも宗夜と共に救護活動にあたっていた黒髪の青年が立ち上がり、その場にいた全員を睨みつけいう。
整った顔立ちのその青年はコトヒラを睨みつける。


「すまない」
「お前がこの女を逃がしたせいで大勢の人が傷ついたんだ。それにお前だってそんな深い傷を負って、なにしているんだ、お前は一体!」
「ああ!?なんだてめー!」
「部外者は黙ってろ!つーかイケメンは黙ってろ!駆逐してやる!!」


襲いかかろうとするヒロキに青年は手首に巻いたメダロッチを起動させ、正面にマカイロドウスを転送する。突然現れたマカイロドウスにヒロキは驚くも構わず、青年へと特攻しようとする。それをマカイロドウスは取り押さえればマサキに向けてスラッシュバイトを向けた。
青年はコトヒラを睨みつけながら、腰に入れているシェルターから銃を抜きコトヒラの隣にいる志和へと向けようとした。だが、その青年へ帽子を被った青年が飛び込み、阻止した。


「お前は話をややこしくして、何をしようとしているんだ!」
「邪魔をしないでください!俺は櫻井に話があるんです!」
「穏便に話をしろ!」
「この環境でか!?明らかにあの一味は怪しいでしょうが!焼けたリーゼントに寂れた男性に、ヤンキー二人に、口の悪い女だ!唯一まともなのがあの男しかいない!その環境でまともに話せというんです!?俺だってお前みたいなまともそうな成人男性がいれば話そうと思ったが、あのメンバーは明らかに危ないでしょ!?」
「そういうお前も最初見たとき一緒にいるのがフードと医者な段階で浮いていたぞ!」


帽子の青年に言われ、銃を持った青年は抵抗を止め、銃をシェルターに戻した。それを黙って見ながら帽子の青年は呟く。


「親友の家に行ったら崩壊されたというし、探せばエデンにいるというし、エデンに向かえばトラブルに巻き込まれ・・・、散々だ」
「うわぁ、色々最低だなそりゃ」
「つーか家破壊とかありえねぇよな。そんなんしたらマジヤンキーじゃねぇか」
「確かにその通りだ。まだ何もしてない彼らを見た目だけでいうのはよくないと思うぞ」


ヒロキとマサキの言葉に帽子の青年は同意すれば、彼らに敵愾心を飛ばす青年へと呼びかけた。


「そうだな。だが、おれより先に人のことを見かけで呼んだのはあいつだ。けど、いきなり銃を突きつけたのは詫びる。すまなかった
おれの名前は梓李皇。ここの世界ではリオで通している。櫻井琴平の親友だ」


第61話「んなこといったって、お前誰だよ」


コトヒラの目が見開く。だが何もいわず、黙ってリオを見る。その反応を見た全員がリオに警戒を飛ばすもリオとマカイロドウスの様子は変わらず、コトヒラを見ていた。


「本当か?コトヒラ」
「いや、でも、確かに似ているし、俺の親友に梓李皇は居るけれど、肌の色も髪の色も目の色も違う」
「特殊な方法できているからな。疑うならお前の恥ずかしい内容を大声で言ってやってもいい」
「恥ずかしい内容?」


首をかしげ考えるコトヒラに対し、ヒロキとマサキのテンションが急上昇する。マカイロドウスを振り切り、リオへ詰め寄った。


「なんだよそれ!!」
「おしえろって!!」
「本人自覚していないようだから、言うが。
あいつは病的なシスコンだ。あいつは寮生活しているんだが、週4で妹と電話をし、毎日のようにメールを交わす。妹専用の着信メロディがなるといかなる状況であっても出るし、話している時の顔はありえないほどの幸せに満ちている。
一番近いものでいえば、俺とあいつは学校で花を育てているんだが、その花をフリーズドライ加工して妹へクール宅急便をお急ぎ便で送っていた」
「妹に!?」


葉菜の声が裏返る。ほかの面々は全力で引くがコトヒラの表情だけが変わらない。
彼女の質問にリオは即答した。


「妹に」


そのありえない話に河内は浮遊型なのに地面に脚部をつけ、手をついているヨシノへと問いかける。


「本当か!?ヨシノ!?」
「・・・残念ながら、リオは梓だって解るぐらい本当の話だ」
「いやいやいやいやいやいや!ネタだろ!ネタ!」
「何が面白いのか解らない。それぐらいしたっていいだろ」


コトヒラの真顔での返答に場の空気が凍りつく。リオは続けた。


「とにかくこいつはそういう奴だ。そしておれはそれを知っている。櫻井ももう俺を疑わないな?」
「ああ、それを知ってるのは家族と梓だけだ。梓とヨシノがほかの人に言うなって言ったから、誰にも言ってないしな」
「それで、櫻井。お前はそこでそんな目にあって、何をしようとしていたんだ?」


問われた琴平はヨシノを見てから首を横に振った。


「言えない。けど、もう、俺はみんなと一緒に行くのは無理だ。ここまで歩いてくるのも志和さんに手を貸してもらってなんとか行けた」
「懸命な判断だな」


それに志和と河内が頷く。志和がコトヒラを見ながら言う。


「後遺症にはならねぇだろうけど、深くやられちまってるからな。この状況でアルデヴァランに行くのは死ににいくようなもんだろ」
「あーあ、アルデヴァランに行くのに聖夜さんがいればなー。楽なのによ」
「確かにあの人なら立派な医者とか連れてヘリで行きそうなイメージあるよな」


小さく帽子を被った青年が反応した。だが何も言わずに黙って周りの状況を見る。


「あんたたちは大丈夫なのか?」


葉菜がコトヒラほどではないがボロボロの志和と河内を見て問う。河内は頷いた。


「ああ、問題ない。だが、少しいいか?」


河内は帽子の青年を見た。河内に釣られて全員が帽子の青年へ視線を向ける。


「色々助けてもらった後で悪いんだが、アルデヴァランについて何か知っているのか?」
「え?」
「さっき反応しているように見えたんだが」
「ああ、それは、親友と同じ名前を言っていたから」
「聖夜つっても、あれだぜ、金持ちの」
「ああ、親友もバカデカイ家に住んでいる超お金持ちだが・・・まさか」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうしたらいいのか迷った挙句、ロクショウがいない人を勝手に名前出すのは問題だよなぁと思ったので、引っ張りました。え?ほぼ名前出してるような状況?マッサカーー!!

この回でしたことはコトヒラ怪我したのでリストラします。元に戻る方法?リオがイケメンパワーでどうにかしてくれるよ。
だけなのに長くなった。


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