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RSSフィード リレー小説 メダロットRise
   

日時: 2012/10/29 01:08
名前: 凍零

※お知らせ
・今まで使っていた「リレー小説 メダロット ライズ」は都合上、凍結することになりました。
 これからはこちらで話を進めていきたいと思います。
 ご迷惑をおかけしますが、今後ともよろしくお願い致します。
・メンバーに雪の城さんを追加しました。



リレー小説をやるにあたって
■順番(略敬称)
1:凍零
2:ゼブラー
(3:鎌兎)
(4:土竜)
5:カヲトリス
6:地
7:雪の城


一周したらまた最初に戻ります。
()がついている間、その人の順番は抜かしてください。

■この小説について
今まで「リレー小説 メダロット ライズ」で投稿していた話を再構成し、設定等も一部変更しています。
なので、上記の小説とは全くの別物と思ってくださって構いません。

■注意事項
・次の方が投稿するのは、前の方が投稿し終えて3日経ってから。3日経ってからの1週間以内が基本的の原則です
※修正期間中は10日間ルールは無しで、書いた人の次に書く人も、同じ日に投稿してくださって構いません。
ただし、一日一周のみです。

細かい事等に関しては「リレー小説 メダロット ライズ」を参考にしてください。



Re: リレー小説 メダロットRise ( No.90 )
   
日時: 2013/04/08 23:35
名前:

第57話 「エアーモアが倒せない」
 
 
 
 
―戦国大陸・東地区―{ヴァン城}
 
 
 

ヴァハムート・ヴァン・ヴォーマルハウトが治める軍、ヴァン軍。その軍の本拠地、ヴァン城

「な・・何者ですかそのちっこいのは?」

城内でヴァン軍の兵士が大声を上げていた。ヴァハムートの後をくっついて浮いているモアに対して疑問に思ったのだ。

「拾った」

ヴァハムートはその質問にめんどくさそうに答えた

「拾ったって・・・そんなどこのどいつかもわからないような者を!!敵のスパイかも知れないのですよ!!!」
 
「我が決めた」
 
『ギロッ』と兵を睨みつけるヴァハムート。
 
「!!!」

兵はその目に恐怖心を覚えた

「・・し・・・失礼しました」

「フン・・・下がれ」

「っは」

そう言うと兵はその場を去った

「しかしヴァハムート様、本当にその者を我が軍に?」

まだその場にいる兵士もいる。その兵士たちは『将軍』の階級を与えられている兵士達2,3名だった。

「実に興味深いのでな・・・して・・貴様なんといったか?」

「フォーミュラーフレームナンバー4モアです」

モアは淡々と言った。

「・・・ふぉーみゅらーふれーむとは何だ?」

「はい、ではご説明します――――――――――――――――――――」


―――そして、モアはフォーミュラーフレームについて知っていた知識を全て説明した。

「・・・・・」

それを聞きながらヴァハムートは手の上にアゴを乗せていた。なんとなく不機嫌そうだった。

「・・・・・わけのわからん単語が多い・」

戦国大陸にいるヴァハムートにとっては理解できないことが多かった。

「まァ特別なメダロットだということはなんとなくわかるがな。あっち側の考えることは理解できぬ。貴様も何か特別な能力を持っているのか?」

「私は基本形では味方機の援護が主です。ですが6つの形体に変形が可能です。状況に応じて変形します」

「ほゥ・・・実に興味深い・・・6つの姿を持つか・・・」

「お見せします」

「いや、待て」

ヴァハムートは手を『バッ』とやってモアを静止した。

「今貴様の全てを知ってしまっては面白みがなくなる。戦の中で見せろ。我が号令を出すまでは変形は禁止だ」

「・・・・・オモシロミ・・・ですか?」

「そうだ」

「・・・・・オモシロミ」

モアは感情を知らない。『面白い』という概念すら知らない。だが、ヴァハムートから少しずつ感情を覚えていくのだった

「決めた。モア、貴様は戦場で常に我につけ」

「!!な!!?ヴァハムート様!!正気ですか!!?」

ヴァハムートの発言に将軍兵が驚きの声を上げる。

「このような小娘をアナタのそばに置くなど!!小娘にも危険ですし、もしこやつがスパイならアナタ自身も危ういのですぞ!!」

「・・・臆するな。モアを我の側近にすることで常に援護させる。これ以上便利なものはない。数だけで役に立たぬ雑魚よりもよっぽど役立つわ」

「・・・しかし・・・・・」

「我につくな?モアよ」

「はい」

「フゥハハハハハ・・・実に・・・実に興味深いわ!!ふぉーみゅらーふれーむ!!そしてモア!!!全てが未知満ちている!!実に興味深いわ!!フゥハハハハハ!!!」

 
 
 
―――――――――――――――――――――――――――
  
 

―空中帝国アルデヴァラン―
 
 
アルデヴァランにてギアスは佇んでいた。

「…………」

プラダとは連絡がとれず、シュラは裏切った。
そして、残ったネリスは自分の命令を聞きたがらない。
とは言え、彼女だけに仕事が集中している現状を考えると彼女の苛立ちも分からなくはない。
今、彼女は人間と一緒になって啓示者を捕獲したとの事。
勝手な行動ではあるが、これはギアスにとっても都合のいい行動だった。
しかし、いつネリスの不満が頂点に達するか分からない。
 
ギアスは早急に、あらたなる〝ギガコマンダー〟候補を見つけなくてはならなかった。
いや、〝見つける〟事自体は既に完了している。
先日訪れた男、アルバート・ゼーバッハがご丁寧に現在のFFの居場所を教えてくれた。
そして、その中でも、〝モア〟と呼ばれるものだけは感情が無く、操りやすいという説明までした。
 
あとは勧誘するだけだ。しかしそれが難しい。
 
ギアスがギガコマンダーとして、闇軍団の戦力に加えたい彼女は今……。
戦国大陸最強の男、ヴァハムートの下にいるのだから。
 
「…………システム・SHADOW、3体を戦国大陸の……ヴァン軍の城へ派遣しろ」

 
ギアスは近くにいた部下にそう言い付けると、腕を組みを地上を見下ろした。
 
 

―――――――――――――――――――――――――――
 
 

「「ヴァハムート様!! 敵襲です!!」」

 こちらはヴァハムート・ヴァン・ヴォーマルハウト率いるヴァン軍の居城。
何やら城全体があわただしい空気に包まれていた。

「……敵の数は?」

しかし、大将たるヴァハムートはその空気に飲まれることなく冷静に聞き返した。

「「そ、それが……たったの3体です!」」

兵士達があわてるのも無理もない。
戦国大陸最強の武将といわれているヴァハムートの居城にたったの3体で攻め込んだのだ。

更に兵士の報告は続き、その3体は不気味なほどに強く、すでに城門を破り門番の兵士達と戦闘中。
援軍の兵士達も駆け付けるがいまだにその勢いを止めることができないのだという。

その報告を聞き、ヴァハムートは目をギラつかせて邪悪な笑みを浮かべた。

「モア、出るぞ」

「仰せのままに」

ヴァハムートは立ち上がると城門に向けて威風堂々と歩きだした。
その後ろをプカプカと浮かびながらモアは静かについて行く。


ヴァハムート達が城門に付くころには、最初の援軍はほぼ全滅し、次の援軍が駆け付けようとしていた。

「下がれ」

ヴァハムートがそう言うと全兵士がすぐに戦いやめ、敵から遠ざかり、ヴァハムートの為に道をあけた。
戦国最強の武将は味方の兵士にすら恐れられているらしく、兵士達はおびえた目つきでヴァハムートをじっと見た。

敵は報告通り3体。
いずれもボディが黒くなっており、その目からは生気を感じない。

「ギ、ギギギィィ!!」

3体の内の一体がヴァハムートに飛びかかった。

「ふん」

ヴァハムートは2本の円錐状の剣を両手に持ちをその攻撃を防ぐ。
そうする事によって彼は、敵の強さを測っていた。
敵の攻撃力は速く、そして重かった。
なるほど、これでは自分の部下たちではかなわないだろうと納得すると、ヴァハムートは右手に持っていた方の剣を突き出す。
敵は素早く反応して、これを回避した。

しかし、次の瞬間には敵はヴァハムートが放った2撃目、左手の剣に貫かれ機能を停止した。

「この程度の実力では我はおとせぬわ。モア、残りの2体は貴様がやれ。我に実力を見せてみろ」

「仰せのままに」

 ヴァハムートがゆっくりと後ろに下がり、モアが前にでる。
モアは敵2体を、何の感情もこもっていない目で見つめた。

「索敵、敵の動きをサーチ。補助チャージ、自身の移動スピード強化」

小さな声でブツブツとつぶやいてモアは補助効果のあるパーツを使用した。
モアはメダチェンジにより様々な状況に対応できるが、もっとも得意な行動は味方のサポートである。
そのサポート技を今は自分自身にかけているのだ。

「シャギャアアァァァァ!!」

その内に敵の内の1体が射撃攻撃をモアに対して行った。
しかし、補助チャージによりスピードアップしたモアはこれを難なくかわす。

「〝敵には感情が無いと断定……〟」

また小さな声で呟くと、モアはメダチャンジを行った。

「多脚形体、アニモア」

普段、モアの回りに浮いている無数の粒子達が集まり、鎧のようにモアを包み込む。
そして、次の瞬間、モアの姿は先ほどとはまったく別のものになっていた。
浮遊型だったはずのモアに4本の足ができ、両腕と頭にもいくつか装飾が増えている。

「〝私にも感情は無い……〟」

モアは多脚型のメダロットへと変貌すると、敵の周りをグルグルと回り始めた。
敵達はモアに向けて攻撃をしたが、先ほどの補助効果によって強化されたモアにはヒットしなかった。

モアが敵に対して何もしないまま数十秒が経過した頃、突然敵の動きが止まった。

「シャギャ!?」

「トラップ成功」

モアはただグルグル回っていただけでなく、あちらこちらにトラップを仕掛けながらかく乱し、敵がかかるのを待っていたのだ。
敵はその策略どおり、トラップにかかり身動きの取れない状況になっている。

「〝私に感情は必要ない。ただ命令に従っていればいい。そう陛下がおっしゃったから……〟」

モアは自分の勝利が見えた事に対する喜びはいっさい見せず、相変わらずの無表情だった。

「飛行形体、エアーモア」

再びモアはメダチェンジを行った。
今度も先ほどとはずいぶん違う形で、飛行機のような脚部パーツになった。

「ドライブAエアーソード充填」

空へと飛びあがるとモアは急に横に回転を始めた。
徐々に回転のスピートが上がり、モアは一つの巨大な竜巻と化した。

「〝だから私には感情など存在しない、はずだった……〟」

そして、その巨大な竜巻はついに敵2体に牙をむく。
先ほどとは比べ物にならない速さでまっすぐに敵に向けた突進する。
その風圧のあまり、味方の兵士も数人よろめいていた。

「〝しかし、一つだけ感情が芽生えてしまった……〟」

竜巻が通り過ぎると、そこにはずたずたに切り裂かれた敵のすがたが。

「ギ、ガガガ!」

しかし、よほど頑丈に出来ているらしく、まだ動ける様子だった。
更に今の衝撃でトラップが外れ自由に動けるようになっている。

「索敵で敵の動きはすで把握済み。この竜巻は何回やってもよけれない」

モアは再び竜巻と化した。
それに対し、敵2体はモアに向かって攻撃を仕掛けた。

「「ギ、ギギギギィアアアアア!!!」」

「竜巻相手じゃ意味がない」

そう呟いた次の瞬間、竜巻は敵の攻撃をかき消しながら突進。
とうとう敵は完全に沈黙した。

「〝それは勇気でも喜び怒りでも憎しみでも悲しみでもない。その感情の名はヴァハムート・ヴァン・ヴォーマルハウト……〟」


パチ…パチ…パチ…

完全に機能を失った敵を踏みつけながら、ヴァハムートはモアに拍手を送った。

「なかなかの見世物だったぞ、モア」

「ありがとうございます」

その時、完全無表情だったモアの顔に、かすかに、ほんのわずかに、光が射したように見えた。
 
 
 
 


第57話 完


―――――――――――――――――――――――――――
スーパーコピペ祭り!!
ちゃっちゃと次に回したかったので……。
うん、あとモアの事もちょいちょい書きたくて。
あと、ぶっちゃけ他のところ伏線とかわけわかめで全然触れんくって。
うん、ごめんなさい


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