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RSSフィード リレー小説 メダロットRise
   

日時: 2012/10/29 01:08
名前: 凍零

※お知らせ
・今まで使っていた「リレー小説 メダロット ライズ」は都合上、凍結することになりました。
 これからはこちらで話を進めていきたいと思います。
 ご迷惑をおかけしますが、今後ともよろしくお願い致します。
・メンバーに雪の城さんを追加しました。



リレー小説をやるにあたって
■順番(略敬称)
1:凍零
2:ゼブラー
(3:鎌兎)
(4:土竜)
5:カヲトリス
6:地
7:雪の城


一周したらまた最初に戻ります。
()がついている間、その人の順番は抜かしてください。

■この小説について
今まで「リレー小説 メダロット ライズ」で投稿していた話を再構成し、設定等も一部変更しています。
なので、上記の小説とは全くの別物と思ってくださって構いません。

■注意事項
・次の方が投稿するのは、前の方が投稿し終えて3日経ってから。3日経ってからの1週間以内が基本的の原則です
※修正期間中は10日間ルールは無しで、書いた人の次に書く人も、同じ日に投稿してくださって構いません。
ただし、一日一周のみです。

細かい事等に関しては「リレー小説 メダロット ライズ」を参考にしてください。



Re: リレー小説 メダロットRise ( No.87 )
   
日時: 2013/04/05 01:19
名前: ゼブラー

第五十五話 「MAGLL」



 ―――戦国大陸

「なんということでしょう」

 戦国大陸に到着した一歩、惣葉、心火、ウィネ。ギルティ、べリアル、バロンはそれぞれメダロッチの中に入っている
 結社側が手配した船で大陸に渡ったものの、そこにはライズやエデンとはとても同じ世界とは思えない光景が広がっていた



「まるっきり世紀末だなこの土地・・・荒れ果ててるってのは本当だったのか」
 乾いた大地にそこら中に刀、槍、剣などの武器が転がっている他にも、メダロットの残骸が点々とあった
「この大陸はやはりひどいな。俺だってここにFFナンバー4がいなければ来たくなかったものだ」
「必ずやなんばー4を撃写するですゥ!!」
「心火・・こらからどうする?」



「この土地のメダロット達は人間は全部敵と思ってる危険な連中だ。それに加え数が多くて軍隊を組織してるときた。完璧だなおい。
 どこにナンバー4がいるかもしれないが、やみくもに探すのは危険だし、メダ達に見つかると面倒だ。ああ、本当に面倒だ。
 とにかく、俺達の味方になる連中に協力してもらうしかない。俺は気が進まんがな・・結社の知り合いがいる。志和が言ってたろ」

「しわ?・・・」
 一歩が『誰だっけ?』って顔してるので心火がため息ついでに言った
「リーゼント」
「ああ!!」
 納得

「結社の知り合いと言っても、俺はあまり関わりたくないのが本音だ。かなり『キテる』連中だと思っておけ」

 「・・・あのー・・惣葉も心火も結社の一員だからいいだろうけどさ、俺何にも知らないんですけど?何なんだその連中って」



「この大陸でメダロットどもと土地の奪い合いをしてる人間達の軍、『MAGLL』(マグル)。そいつらに協力してもらう」



Maity Avenging Guardians of Liberation League 略してMAGLL。
戦国大陸ではメダロット同士の軍勢の覇権争いが行われているが、人間達の軍隊もある。それがマグル。
メダロット達は剣や刀などの近接武器を主に扱うのに対し、マグルは銃火器を扱い、メダロット達を殲滅するために戦う軍である。
解放軍と銘打ってメダロット達に大陸の土地を奪われないために戦っているが、その思想は偏っており、人類至上主義の塊であった





 ―MAGLL陣営―
戦争の前線基地のような駐屯地がマグルの陣営。テントやプレハブのような建物が多くあり、見張り台も所々にある
駐屯地は思っている以上に物資が豊富であり、売店やシャワーなど、生活に不足がない程度の設備はある程度揃っている
一歩の想像してた基地はもっと簡素なものだったが、この駐屯地というものはまるで集落のようだった

「これが戦争の前線基地とはなー・・・想像と違ったぜ」

「お前達はそこに入ってここのお偉いさんと話をつけろ。それとウィネ、お前は俺のメダロッチに入れ」
「ふおあ!?何故ですゥ!!?」
「お前は・・・何か色々しゃべりそうで不安だ。俺と一緒にいろ。俺達はその辺で情報収集だ」
 ウィネを心火のメダロッチ内(バロンと同室)にし、周囲のテントに情報を集めに行く心火
 心火が示した場所は大きめなテント。見るからに大将のいる場所って感じだ

「・・・おい惣葉、あの心火っつーツルテンは何であんなにここを嫌がってたんだ?ずいぶんしっかりしてそうじゃないか。
 俺はてっきりもっと世紀末でワイルドな場所だと思ってたぞこの基地」

「さあ・・俺もここに来たことはないから・・・」

 二人は首をかしげつつも、そのテントに足を踏み入れた



 大きな机に通信機器、地図やらなんやらがたくさんあるテント内。そこに数名の軍人らがいたが、ボスは一目で判断できた
 見た目的な判断ではあるが、一人だけやたらガタイがでかい男。それに色々指示してるのでその男がボスであろう

「あの~・・・こんちはー」
 一歩が誰もいない家に入る時に一声かける時みたいに軍人たちに声をかけた

「・・・うん?おお!!君達か!!志和から連絡は聞いている。向こう側の大陸の者だな」
 そのボスらしき男は一歩と惣葉を見るなり笑顔で答えた

(なんだかいい人そうだな)



「私はMAGLLの長官を務める『フランク・バーンシュタイン』。ここの指揮をとっている。君達には全面的に協力しよう。
 何せ我々は同じ人類。手をとりあっていかねばならんからな」

「ど・・どうもです長官」

「ははは、長官は軍人達の呼び方だ。君達にとってはフランクおじさんってとこだな」

「じゃあフランクおじさん、聞きたいことが――」

「長官だ」

 一歩の言葉を遮って訂正するフランク

「・・でもあんたさっき――」

「で、君達は何故この大陸に来たのだ?それを聞いてなかった。観光だなんてことじゃあないだろう?」

 惣葉と一歩は顔を見合わせる。一歩は不満そうだったので惣葉が口を開いた

「我々は・・FFを探してここに来たんです長官。何か情報はありませんか?」



「・・・ふぉーみゅらー・ふれーむ?・・・なんだそれはメガネか?聞いたことないな」

「FFってのは――」

 「ちょっとまて」

一歩が説明しようとしたらまたフランクが遮った。一歩が『またか・・・』といったリアクションをとる

 「なんすか」

「君達のその腕につけているのは・・・もしや」

 フランクは一歩と惣葉のメダロッチを見て言った

「?・・メダロッチがなんすか?」

「貴様ら・・あの鉄屑どもの味方か!?」

「え!!?」

「それはあの機械どもを操作するための道具だろ!?おい!!ふざけるなよ!!ここにあのガラクタどもを持って入るなど!!」

 それまで穏やかだったフランクが、急に鬼の形相になった

「ちょ!!ちょっと待ってください!!」

《鉄屑だと!!?》

《GRRRR!!なんて言い草だ!!》

 メダロッチ内のギルティとべリアルが声をあげる

「やはりか!!いますぐそれを渡せ!!ぶち壊す!!」

 『ジャカッ!!』とフランクが腰のホルスターに入れていた銃を構えた

「おいおいおい!!ちょっとタンマタンマ!!やめろ!!銃を向けんな!!」

「すぐにそれを渡せ!!」

「待ってください長官!!これは確かにメダロットに関係するものですが敵ではありません!!我々の味方です!!
 長官らの敵はこの大陸のメダロット達で、こいつらはこの大陸のメダロットじゃない!!」

「変わらん!!機械どもは全滅せねばならん!!人類の敵だ!!」

《何ィ!!》
 「・・・機械・・・敵・・・」
 フランクのその言葉に一歩は返す言葉がなかった。というより、その言葉に自分の心の内のマイナス部分をあおられた
 ギルティは自分にとって・・・



「落ち着いて!!銃をおろしてください!!敵じゃないです!!」

「・・・」

 フランクは銃をおろした。ひと時も惣葉と一歩から目をそらさずにゆっくりと

「・・・いいだろう。今は見逃そう。だがいずれその機械どもは全て破壊する」

 (・・・心火が嫌がってたのはこれか・・・)

人間至上主義。メダロットは全て敵と思い込んでる過激派。
戦国大陸において惣葉や一歩においては味方だが、べリアルやギルティにとってはそうではない
フランク達マグルにとってべリアルやギルティも敵なのだ



「・・・で・・・君達の目的はなんだったかな?・・FF?そうだったな。FFとは何だ?」

 惣葉はすぐに脳内整理した。マグルのボスはFFのことを知らない。必要以上のことは話さないべきだと
 それに『FFはメダロット』などと説明すれば面倒なことになる

「いえ・・知らないのなら・・・ですが何かそういった・・・不思議なものの情報とかないでしょうか?」

「不思議なものと言われてもな・・・」
 アゴに手をあてるフランク

「ドクターに聞いてみろ。奴は知識はあるからな。こっちだ」

 「ドクター?」

フランクに手引きされ、別のテントへと足を運ぶ2人





3人が入ったテント内には机の上に銃器の部品が山ほど置いてあり、その机にむかって銃器の整備をする男がいた
 所々白髪まじりで口ひげも白かったが、見た目的に老人というほどではなかった。ダンディーってとこ

「おいドク」

 フランクがその男に声をかけるも、聞こえてないかのように無視して整備を続けている

「・・ドク」

 二度目の声も無視するその男。フランクは呆れながらも、声に力をこめてまた言った

「ドクターホリデー!!!」

「うん!?なんだ?フランク?どうした」

 やっと反応したその男は耳からイヤホンを外して顔を上げた。本当に聞こえてなかったのだ

「言ってるだろ。イヤホンをつけて音楽を聞くなら、ボリュームを下げろと。それと私のことは長官と呼べと言ってるだろう」

「何をいう。ハードロックをボリュームさげて聞くなんてトンカツにソースかけないで食べるみたいなものだ・・・
 うん?そっちの二人は?」



「おお、この二人は向こう側から来た・・・あれ?名前を聞いてなかったな」

 「(今更かよ・・・)俺は月島一歩」
 「雨月惣葉です」

「惣葉君、一歩君、この男は我が軍随一の知識人『Dr,ホリデー』だ。銃火器の整備や負傷者の治療を主に行っている。
 昔、向こう側のライズという都市で『休日だけ開院する診療所』をやっていた医者らしくてな。だからドクターホリデーだ」
「どういう医者だよ・・・」

「私もそう思うが、これで医者としての腕は一流だからおかしなもんだ。それに銃器整備などでもかなり優秀だ」

「そうだおいフランク!!」
 「長官」
「お前どうせつれてくるなら整備できる兵士か衛生兵をつれてこい!!ただでさえ人員不足なんだ!!まともに整備技術覚えられる奴!!」



 (おい惣葉、こいつらホントにアテになるのか?)ヒソヒソ
 (そういわれても・・この大陸じゃマグルしか味方にならないから)ヒソヒソ

「じゃあ惣葉君、一歩君、聞きたいことはドクに聞いてくれ。私は作戦指揮に戻るのでな」

 フランクがそのテントから出ていく。出口付近で置いてあった銃を手にとって、一旦構えてからまた置き、出ていった

「・・・それで?」
 ドクターホリデー、通称ドクが整備していた銃を机の上に置いて、椅子にもたれかかって聞く

「えー・・・とりあえずこのマグルってどういう感じなの?」

「まあ・・・正直かなりおかしい組織だな。トンプソン銃でメダロットをハチの巣にする人間集団だ。かなり過激だよ。
 この戦国大陸に人間の軍てのはマグルだけだ。他はメダロットの軍勢だらけ」
「待った、メダロットに対して機関銃とか使ってたら楽勝じゃないのか?」

「そうでもない。その辺のザコなら楽だが、それなりに強い奴なら銃弾にも耐える。けっこう強い奴ならそんなに効果がない。
 中には銃弾なんぞ全く気にしないような奴もいる。だから集中砲火で一気に叩くしかないんだが、これも上手くいかなくてな。
 つまりは、そう簡単にこの大陸の連中を黙らせられないってこったな」

  ドクがたばこに火をつけてしゃべる

「で、そんな危険なとこに何で来た?観光だなんて言うな。冥土の土産しかないぞ」

「あの・・FFを探しに来たんです」



 ドクがぴたっと止まる。
 それから前のめりになって真顔で聞いた

「どこでそれを?」

「知ってるんですか?」

「・・・質問を質問で返すな」

「あ・・えっとー」
 惣葉は腕のメダロッチを見せる

「・・・まさか、それにFFが?」

《そうだ!!》

 中のべリアルが声を出す

「・・・・・ふ~・・・」
 ドクは髪をかきむしりながら椅子にもたれる

「FFの持ち主がFFを探してるのか・・・だがここにはないぞ。どー考えてもな」

「でも戦国大陸にいるって・・」

「それ本当か?俺もマグルに参加して長いことなるが、そんな話は聞いたことない。それに情報ってのは重要なもんだぞ。
 嘘の情報ってのはかなり面倒なもんだぞ。それにだな、こーんなとこに本当にFFがあったとしても、とっくに壊されてる」

「!!」

 そうだった。こんなとこにFFがあったとしたらどこぞのメダロット達に捕まるか、敵として壊される
 これは・・・すぐに行動すべきだ



つづく

▼戦国編!!まずは人間軍の説明を!!と思いまして
 とりあえず長官は過激派、ドクはそうでもない常識人って感じですかね。
 それではッ!!


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