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Re: -伝説〓「レジェンドダッシュ」- ( No.136 )
日時: 2012/10/21 22:14
名前: ゼブラー

世界大会編 其の7

ここはとある町――
 都会ではなく、田舎すぎるほどでもないこの平和な町であったが・・・その平穏な日々は崩れ落ちた!!

『どがーん!!』

「どゥわーっはっは!!我々は悪の集団ブラックナチュラル団!!そして俺様はダジル様だー!!!
 この町の環境をさらに汚染させ、世界中の自然を破壊しつくしてくれるわー!!ゆけい手下どもー!!」
ザコ手下「ヒー!!」
手下ザコ「ヒー!!」

ダジル「そうだ!!川に油を撒き散らすのだー!!車も駐車してるのにエンジンつけっぱなしにしておくのだー!!環境汚染だ!!」
突如現れた悪の集団ブラックナチュラル団!!このままではこの町が・・いや、世界が危ない!!
 と、その時!!!

「待てィん!!!」
『ババッ!!』

ダジル「!!?何者だ貴様ぁ!!」

フィーバリオン「世界の植物枯れる陰で!!悪の笑いがこだまする!!花から大地へ飛ぶ種を!!邪魔するヤツらを完全始末!!!
          花咲戦士(はなさかせんし)!!フィーバリオン!!!お呼びとあらば即参上ォ!!!」
ぼくらのスーパーヒーロー!!花咲戦士フィーバリオンがやってきた!!!
 次回へつづく!!

次回予告
ブラックナチュラル団との決闘!!フィーバリオンの必殺!!ラフレシアパウダーが〓裂した!!あまりの激臭にたまらず逃げ出すブラックナチュラル団!!
 こうしてこの町は救われた!!今度もやっぱりフィーバリオンの完全勝利だ!!
  次回!!『花咲戦士・フィーバリオン』最終回!!『嗚呼、されどお花見を』 絶対見てくれよな!!!



第百三十一話 「三悪人」



―THE・WORLD・OF・GREAT・PANCRATION (世界大会)開幕当日―
サーガ「ほぇ~。ここがスタジアムかー」
サーガはでっかいメロンパンみたいなドームを見上げていた
ヒロキ「世界大会の会場が電車で3つ駅離れた場所にあるなんて・・近すぎるだろ・・ちょっと海外かと思ってたのに」
その場所はヒロキ達の町のけっこー近くだった。アニメのメダロットも隣町だったしね

フリオニール「あっちみたいですよ受付。登録と違法改造の検査受けましょう」
アーサー「っち・・一般ピーポーの視線がむかつくぜ・・」
指名手配犯のアーサーとフリオニールがもちろん皆の視線を釘付けにしていた。それでなくともブーイングマン、ヒロキがいるのに

一行はとにかく受付へと足をすすめた

受付さん「こちらでは世界大会代表メンバーの登録を行っております。登録可能メダロットは9体までです。用紙に記入して提出してください。
 尚、登録メダロットは一度登録すると以降は変更できませんのでご注意ください」

 日本代表・③ 郷屋 ヒロキ (18)
   登録メダロット
    サーガ
    フリオニール       
    アーサー
    ランプの魔人

ヒロキ「・・っと」
サーガ「あれ?ランプの魔人も登録すんの?」
ヒロキ「ああ、一応メダロットだし、『スーパー最終兵器』だ」
サーガ「リーサルウェポンか」

受付さん「はい、お預かりします。これで登録を申請します。それではあちらで違法改造検査をお受けください」



数分後・・・
サーガ「はぁ~っやっと開放されたぜ」
フリオニール「結果はもちろんシロでしたね」
ヒロキ「ァヒャヒャ!!当たり前だろ」
アーサー「・・・」
サーガ「やっぱランプの魔人の検査だけ難航してたな。検査する機械もエラーばっかだったし」

ヒロキ「さて、今日はこの後に開会式があるだけだが・・それまでの時間を潰すためにお土産屋めぐりするか!!」
アーサー「おお!!」
わいわい気分のヒロキとアーサー。しかし、いつもこーゆーのに乗り気なサーガはわいわいじゃなかった
サーガ「・・・」
ヒロキ「・・れ?どした」

サーガ「・・あそこのヤツ。あっきらかにヤバイんですオーラ満開だ」
ヒロキ「ん?」



スタジアムのそばにあるベンチで腕を組み、座っているメダロット

「・・・イライラする・・早く・・闘わせろ・・」
 〈THE・WORLD・OF・GREAT・PANCRATION ニュージーランド代表・国内ランク第三位〉
      リーダー機・[オウジャ]



ヒロキ「うわ~。確かに危なそうなメダロットだな。凶暴そうなツラ」
アーサー「・・ありゃあオウジャだな」
ヒロキ「しってんの?」
フリオニール「全世界指名手配メダロットで最も恐れられた一体です。たしかニュージーランドの・・危険度はSSS。
 なりふりかまわずメダロットをボコボコにして、八つ裂きにするっていう噂ですよ」
ヒロキ「なんで野良メダが?」
アーサー「・・うーん」
サーガ「オレの見込みが正しければ・・ありゃあかなりの手だれだな」
ヒロキ「サーガがそう言っても信憑性ないな」
サーガ(・・・オウジャ・・か)



アーサー「・・おい。あっちも見てみろよ」
ヒロキ「えあ?」
アーサーが言うほうを見る一行。その視線の先には一体のメダロットが、自身の尖った爪のような指を研いでいた
ヒロキ「あのメダか?確かに物騒な感じだけど」

フリオニール「!!あれは」
ヒロキ「え?何!?有名なの!!?」
フリオニール「全世界指名手配メダロットで最も有名なメダの一体です。それも野良メダロットだったはず・・・なぜ・・この大会に?」
アーサー「ヤツも参加しているのか・・」



「・・・」
 〈THE・WORLD・OF・GREAT・PANCRATION オーストラリア代表・国内ランク第二位〉
      リーダー機・[ストレイツォ・サーペント]



フリオニール「ストレイツォ。オーストラリアで最も恐れられている野良メダロットです。危険度はSSS。人間を襲ったこともあるそうです」
ヒロキ「っげ!!マジかよ・・3原則とかねーのか」
アーサー「野良メダのストレイツォがどーやって世界大会に・・」

ストレイツォ「おや?そちらにおられるのは13騎士団のお二人では?」
ストレイツォがアーサー達に気付き、声をかけてきた
フリオニール「・・・」
アーサー「口聞くんじゃねぇぞ。かなりヤバィヤツだからな」
アーサーはヒロキに言った

ストレイツォ「おや?随分と誤解されているようですね。私はこう見えても紳士なのですよ」
アーサー「・・どうだかな」
ストレイツォ「天下の13騎士団から一転、全世界のお尋ね者とはあなた方も大変ですね。お仲間を裏切った気分はどうです?」

『ッ!!』
アーサー「それ以上言ったら消すぞてめぇ」
アーサーはストレイツォの首元に剣を突き立てた
フリオニール「・・アーサー」
ストレイツォ「おや、お気に触ったようで申し訳ない。ただ試合以外での戦闘は極力避けているので、その剣を下げてもらえませんか?」
アーサー「てめぇこそどうなんだ?人間を襲った感想は。その鋭い爪でひっかいたのか?」

『ぴくっ』
ストレイツォ「そんな昔のことは忘れました。今は大会で優勝することしか考えていないので。それでは、この辺りで失礼します。ではいずれ」
そう言ってストレイツォは『ざっざっ』と去っていった

アーサー「・・・」
サーガ「さっきアーサーの言葉に何気に反応したな。何かありそうだ」
ヒロキ「・・ストレイツォか・・」



一方その頃・・・

テツオ「お、ミツじゃねーか」
ミツ「ありゃ?テツオがなんでここに?」
偶然その場所に居合わせたテツオとウェスター。鉢合わせ
テツオ「いやーうちの組(大鉄組)がこのスタジアムのそばに露店出すっていうからさ」
スター「ついでやしミーらも見にきたんや」
ミツ(極道が何を売り出すんだー!?)
テツオ「ほら、うちは花咲戦士フィーバリオンウィンナーとかフィーバリオンカレーとかプロデュースしてるからそーゆーのを出張売りしてんだ。
 他にもフィーバリオンキーホルダー、メンコ、人生ゲーム、カレンダー、パジャマ・・」
ミツ「なんだってーーー!!!」
ミツの目が満点の☆になった。
 花咲戦士フィーバリオンとはヒロキ達の町に突如現れた正義のスーパーヒーローなのだ。植物の力を扱う超人なのだ。
  そしてミツはフィーバリオンに助けられて以来大ファンになったのだ
テツオ「ま・・まぁ店近くだし寄ってくか?」
ミツ「当然」
ミツは鼻血ブーしながら親指を立てた

シノ「どこでござるか?」
テツオ「こっちだ。まーそんなに遠くないし・・ん?」
テツオ達が露店へと向かう途中、あるメダロットが視界に入った



「っち、『ディオ』のヤロー、俺達に何も言わずに行きやがった」
「しかし今日は開会式のみですし、我々がここに来る理由は違法改造検査だけですよ」
「確かに試合じゃねぇのに行く気にならねぇな・・」

『ザッザッ』と前方から2体のメダロットが歩いてくる。一方はゴツく、見るからに強そうなワルそうな。もう一方はかなりデカく、片方の倍近くはある。
 デカイ方がワルそうな方に敬語を使いながら歩いているところから察するに、主従関係はワルそうな方が上のようだ

テツオ「・・・」
ミツ「うわっ、二人共ごっつ」
シノ「選手でござろうか」
スター「なんや態度デカそうやな」



「ん?」
 〈THE・WORLD・OF・GREAT・PANCRATION イギリス代表・国内ランク第三位〉
      リーダー機・[シグマ(Σ)]

「いかがしました?シグマ様」
 〈THE・WORLD・OF・GREAT・PANCRATION イギリス代表・国内ランク第三位〉
       [ボールダー]   通称・ボルド



テツオ「・・・」
シグマ「なんだ?二ィーちゃん。何見てんだよ。俺らに用か?」
シグマがテツオに絡んできた
テツオ「あ?」
『ずいっ』とテツオは眉間にシワを寄せ、シグマと超至近距離まで近づいた
ミツ「ちょ・・ちょっとテツオ・・」

シグマ「ほォ~・・根性あるじゃねぇか。あるいは何もしらねぇか。・・ところで俺の進行方向に立ってんじゃねぇ。どけ」
テツオ「テメーが俺の前に突っ立ってんだろ。どくのはテメーだろ」
シグマ「・・おい、あんまチョーシこくんじゃねぇぞ」
『ガッ』とシグマがテツオの腕を掴む
テツオ「・・・」
テツオは掴まれた腕を見る。そしてものすごくけわしい表情で

テツオ「何さわってんだテメー!!」
シグマ「あ?」
正に一触即発。その時に

ボルド「やめてくださいシグマ様」
『バッ』とシグマをボルドが止めた
ミツ「ほ・・ほらテツオも・・」
ミツも若干遅れ気味でテツオを止める
テツオ「・・・」
シグマ「・・フン。てめぇをぶっ飛ばしても何にもならねぇ。見逃してやる」
テツオ「あぁ?」
テツオがシグマに近づこうとするも、ミツがなんとか『ぐっぐっ』と止める

シグマ「俺ぁシグマ。イギリス1位の代表だ。ケンカがしてーならいつでもかかってきな。行くぞボルド」
『ザッザッ』とシグマとサンダーボルドは歩いて行った

ミツ「・・い・・イギリス一位か・・」
スター「なんやあのアホンダラわ!!どえらい腹立つやっちゃで!!」

テツオ「・・シグマ」



つづく